いざ、高次元世界へ(まだ、低次元世界で)

新進気鋭の物理学者、周藤丞治さんの初著作。
なんと竹内文書・日月神示から人工知能・ディープラーニングはては、重力波についてまで、一見つながりがなさそうな題材を科学者らしくとってもわかりやすく論理的に説明されてます。

気になったところをピックアップしました。

負の波動というのは、ガムのように貼り付く感触があります。掻き分けたり引き剥がしたりしても、負の波動がどんどん引き寄せられて、ベタベタと貼り付いてくるのです。

そうして波動がある程度集まると、生き物のように振る舞い始めます。うねうねと不気味に動いたり、とぐろを巻いたりするのです。

これはなるほどと思いました。私の特技「思い出し激怒」はまさにこれです。こうした負の波動との向き合い方ですが、深い瞑想状態で愛に包まれて消えてゆくことをイメージし続けることで、ある瞬間に急に直になり、やがて納得して喜んで消えてゆくそうです。


どのような相手であっても決して言うことを鵜呑みにせず、すぐに判断できないときは自分が納得できるまで保留しておけば良いと、私は思います。

いわゆる能力者の方にも拘わらず、上からどのような指示が入ろうが、納得するまで動かないという、とても強い意思が感じられました。まず前提を疑ってみるという科学的アプローチに根差しているなと思います。


私が修行中に見てきた高次元世界では、あらゆるものが対立せずに調和していました。物質と精神、男性と女性、そして科学とスピリチュアル。

きれい・ねっとの「みんなが主人公」ですね。高次の世界では批判・対立することなく、みんなあるがままに生きている。


たった20%の人類しかマネーを手にできない現状に満足してはいけない。私はそう思います。50%、やがては100%の人々にマネーが行き渡り、世界中の人々が豊かに暮らせる仕組みを、私たちは考えていくべきだと思うのです。

最後に気になったのはマネーの章です。ここ2ヵ月程暗号通貨についていろいろと調べていたので、そのビジョンが高次元世界の「人類全員に十分なお金が行き渡り、結果としてお金から解放される」にとても近いと感じました。

@23plutonさんが指摘している通り、当初ビットコインは銀行に口座を持てない様な人にこそ使われて欲しいという願いが込められていたのですが、新しいマネーである暗号通貨の世界でもイシヤが流入し破壊しようとしているようです。とっても難しいとは思いますが、ここで批判・対立・攻撃するのではなく抱き参らせること(愛をもって説得し続けること)ができれば、高次元世界への扉が少しでも開くんじゃないかと思います。

と、偉そうなことを思ったりするのですが、現実はミクロな値動きに一喜一憂して、まだ低次元世界でのたうちまわっていますので、この本を読み返して、少しでも精神性を高く保ち続けたいなあと思います。

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